「出版産業」の変容とその未来

――出版ビジネスは今どうなっているのか、これからどうなるのか

講師:メディアドゥホールディングス 取締役副社長 COO 新名 新 氏
コーディネーター:コンテンツジャパン代表取締役 堀 鉄彦 氏


■日時 2019年9月17日(火) 午後6時15分〜午後8時15分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 6,000円
■企画 出版研究センター
■主催 出版ビジネススクール事務局
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1024
      TEL(03)3868-2814 / FAX(03)3868-2824

ご参加のおすすめ

長年、出版業界を支えてきた流通システムが今、未曾有の危機を迎えている。
書籍出版社はこの危機にどう対応し、ビジネスをどう変容させていくべきなのか。
出版業界の現状、とりわけ出版流通の状況を、経営的観点からの分析なども踏まえて子細に分析し、出版社が生き残れる具体的な未来像に迫ります。


《主な講演内容》

1部 『出版産業の変容と未来』 
 メディアドゥホールディングス 取締役副社長 COO 新名 新氏 
(1) 危機に瀕する書籍出版、その現状分析
・数字で見る出版取次、書店の経営状況
・出版流通の現場で起きていること
・明暗が分かれる出版社の経営
(2) 流通危機に出版社はどう対応すればよいのか
・出版はマーケット・インか、プロダクト・アウトか?
・デジタルテクノロジーは出版社を救えるのか?
・電子出版、POD、オーディオブック・・・
(3) 出版産業におけるAmazonの役割は
(4) 書籍出版ビジネスの未来ーーこれからの出版社に必用なものとは
2部 『デジタルファースト型出版最新事情』
 コンテンツジャパン代表取締役 堀 鉄彦氏 
(1) 広がるデジタルファースト型出版
・ビジネスモデルの違い
・デジタルファースト出版の事例
3部 『出版ビジネスの未来』
パネルディスカッション 

【講師略歴】

新名 新(にいな しん) 氏 /メディアドゥホールディングス 取締役副社長 COO    

1954年東京生まれ。
上智大学文学部卒業後、80年中央公論社入社、96年角川書店(現KADOKAWA)入社。
05年モバイルブック・ジェーピー社外取締役、07年角川書店常務取締役、
12年ブック・ウォーカー社外取締役、13年より角川文化振興財団、
14年から(株)出版デジタル機構 代表取締役社長
株式会社メディアドゥホールディングス 取締役副社長COO
株式会社メディアドゥ 代表取締役社長


【講師略歴】
コーディネーター:堀 鉄彦(ほり てつひこ)氏 /(株)コンテンツジャパン 代表取締役

1984年中央大学法学部政治学科卒。
1986年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。
日経イベント、日経パソコン、日経ネットナビなどの雑誌副編集長を経て、
2010年4月から2015年3月末まで日経BP社ライツセンター/コーポレート管理室マネージャー。メディア業界の動向調査や著作権・版権、出版業界団体関連の業務を担当。2011年に主要出版団体・出版社が参画する形で「出版海賊版対策会議」を立ち上げ、事務局長(座長)(2015年まで)経済産業省の海外コンテンツ輸出調査や海賊版対策などの委員を歴任。
現在、「文化通信」にて「デジタルトレンド」を連載中。2018年4月に(株)ブロックチェーンハブに参画。グループ内に(株)コンテンツジャパンを立ち上げる。