文化通信社 共催企画メディアセミナー

出版ビジネスの未来予想図

―これから起こりうるあらゆる展開を俯瞰する―

講師:(株)コンテンツジャパン 代表取締役/
(株)ブロックチェーンハブ インダストリーアナリスト 堀 鉄彦 氏

   :文化通信社 専務取締役編集長 星野 渉 氏


■日時 2019年4月3日(水) 午後6時15分〜午後8時15分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 6,000円
■企画 文化通信社/出版研究センター
■共催 文化通信社/出版ビジネススクール
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1024
      TEL(03)3868-2814 / FAX(03)3868-2824

ご参加のおすすめ

出版環境が激変の世界に突入している。
流通再編の動き、デジタル化の波はさらに加速することが予想される中、2019年の出版・新聞などビジネス全体の世界を俯瞰し、今後を展望する。



《主な講演内容》

第1部 :星野 渉氏
(1)取次システム崩壊後の出版流通
・大手取次各社の方向転換
・新たな出版インフラの形
(2)業態転換が進む書店
・減少が続く従来型書店
・各国で増える新業態書店
・静的空間から動的空間に

第2部 :堀 鉄彦氏
(1)出版ビジネスモデルを俯瞰する
・出版ビジネスモデルの変遷
・様々な出版/コンテンツビジネス未来予測の「予測を比較」
(2)出版をとりまく状況整理
・GAFA規制/情報銀行/著作権法改正・海賊版対策/
・キャッシュレス決済とコンテンツビジネス
(3)欧米の先進事例を中心に最近の状況を整理する
・書籍/電子書籍/オーディオブック 
・雑誌/新聞/デジタルメディア Meredith、Forbesなどの成功事例を
・図書館その他
(4)激変する決済手段とコンテンツビジネス
・キャッシュレス決済の動きを整理
・出版ビジネス側として押さえて置くべき点
(5)サブスクリプション型ビジネスへの動き
(6)新たな展開──2019年に伸びるビジネスモデルを概観する

【講師略歴】

堀 鉄彦(ほり てつひこ)氏
(株)コンテンツジャパン代表取締役、(株)ブロックチェーンハブ インダストリーアナリスト

1984年中央大学法学部政治学科卒。1986年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。日経イベント、日経パソコン、日経ネットナビなどの雑誌副編集長を経て、2010年4月から2015年3月末まで日経BP社ライツセンター/コーポレート管理室マネージャー。メディア業界の動向調査や著作権・版権、出版業界団体関連の業務を担当。
2011年に主要出版団体・出版社が参画する形で「出版海賊版対策会議」を立ち上げ、事務局長(座長)(2015年まで)経済産業省の海外コンテンツ輸出調査や海賊版対策などの委員を歴任。
現在、「文化通信」にて「デジタルトレンド」を連載中。
2018年4月に(株)ブロックチェーンハブに参画。
グループ内に(株)コンテンツジャパンを立ち上げる。

星野 渉(ほしの わたる)氏 / 文化通信社 専務取締役編集長

メディア産業の専門紙「文化通信」の記者として長年、出版業界を取材。取次システムや書店など出版流通から、アマゾンをはじめとしたネット書店、電子書籍など出版産業全体の変化を追っている。 NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長。
非常勤講師として東洋大学「雑誌出版論」、早稲田大学「書店文化論」を担当。

 著書:『出版産業の変貌を追う』(青弓社)、
    『出版メディア入門』(日本評論社)、『読書と図書館』(青弓社)、
    『電子書籍と出版』(ポット出版)など。
 共著:『本屋がなくなったら、困るじゃないか』(西日本新聞社)
    『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』
     (日本エディタースクール出版部)