<特別企画・研究会>

「人が育つ」とはどういうことかを考える

−CA教育に見る女性の人材育成−

講師:中村 幸子 氏


■日時 平成31年1月30日(水) 午後6時〜午後7時30分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 5,000円
■主催 出版ビジネススクール事務局
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1024
      TEL(03)3868-2814 / FAX(03)3868-2824

ご参加のおすすめ

「女性の登用」、「女性が活躍できる場を」と、企業、社会全体が声を上げて久しいが、なかなか浸透が感じられない。自らの能力を知りながら、敢えて一歩前に踏み込もうとしない女性も多く存在する事も事実である。それはこれまで女性の生き方を固定観念で捉え、社会の中で十分に能力を発揮できるような環境や育成を施してこなかった社会に問題があり、女性特有の考え方や仕事の取り組み方への理解が不足しているからでもある。単に労働生産量の向上だけでない、高品質な労力を得るために、企業、社会全体が女性を深く理解し、トリガーを引くことさえできれば、女性は期待を超えた力を発揮するに違いない。
今回は女性の大集団であるCA(キャビンアテンダント)の育成・成長プロセスに触れながら、人材育成について、「人が育つ」とはどういうことかを考える。



《主な講演内容》

◎講座の内容は、時間の都合で若干変わる場合があります。
 1. 人が育つという事はどういうことかを考える
 2. CAの採用・育成・キャリアアップについて
 3. CA業務の特徴とモチベーション
 4. 今どきの職業選びと企業における人材育成の盲点
 5. 人材育成に必要とされる事、魔法の言葉

【講師略歴】 中村 幸子(なかむら さちこ)氏

1955年、北海道生まれ。
1976年JAS日本エアシステム(当初は東亜国内航空)に客室乗務員として入社。指導・査察客室乗務員・管理職を経験(この間、グループ航空会社・チャーター会社設立担当、韓国アシアナ航空サービス教育担当)。
2004年JAL日本航空と経営統合。客室乗務員訓練の統合作業、JALJ日本航空ジャパン大阪伊丹室長、その後JAL日本航空に社名変更、関西国際空港乗務員の伊丹空港への受け入れ、総勢500名近くの客室乗務員組織のマネージメント担当。
2010年JAL経営破綻に伴い退職、大手エンターテイメント会社第一興商入社(エルダー事業開発部にてシニア層向け新規事業参画)。LCC新規航空会社春秋航空日本入社(客室乗員部長として会社設立に参画)。
三井倉庫ホールディングス入社(M&A人材育成、三井グループのシンクタンクである三井業際研究所にて主査付きとして調査研究取りまとめ担当、テーマ:「これからの企業と大学の関係研究」、「次世代型人材育成研究」。

著書:『私はスチュワーデス』筑摩書房(1994年出版)
エッセー連載: 演劇界(演劇出版社1996年-2000年)