出版社における金融機関対応の実務事例

講師:株式会社誠文堂新光社 取締役 CFO管理局長 松村 佑馬 氏


■日時 平成30年5月24日(木) 午後6時15分〜午後8時15分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 5,000円
■企画 出版研究センター
■主催 出版ビジネススクール事務局
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1024
      TEL(03)3868-2814 / FAX(03)3868-2824

《ご参加対象者》

金融機関対応をされている財務担当、経理担当、もしくは経営層の方


《ご参加のおすすめ》

◎講座の内容は、時間の都合で若干変わる場合があります。

出版業は一般的に不況業種との認識が強く、それはメガバンクをはじめとした多くの金融機関においてもやはり同一の見解が持たれていると考えられます。そのため、例えば融資取引についても、出版社にとって本当に有益な取引を実現させるハードルはかなり高くなっており、それが安定した財務環境の構築の難しさにつながっているように思われます。
誠文堂新光社はこの2年間、上記状況を払拭するために金融機関とのコミュニケーションの改善を継続的に実践いたしました。その結果、融資条件の大幅改善及び金融機関との関係性良化を実現し、目先の資金繰りに囚われずに常に中長期的な目線で経営することができる財務環境を整えることができました。
今回の講義では、実際に誠文堂新光社がこの2年間、金融機関に対し実務レベルでどのような取り組みを行ってきたかについてお話し致します。
業況が苦しい中でも、日本の文化発展のために日々素晴らしい出版物を作り出している皆様方の会社にとって、今回の講義が少しでもお役に立つことを願っております。



【講師略歴】松村 佑馬 (まつむら ゆうま) 氏

1982年東京生まれ。青山学院大法学部卒。
新卒で独立系の金融会社に入社し経営企画業務・経理業務に従事。
2012年に誠文堂新光社へ入社し財務経理業務に従事。
2015年末に同社取締役CFO管理局長に就任し現在に至る。
伝票起票から年次決算統括に至るまでの経理実務全般、資金繰の一元管理、金融機関対応に伴う資金調達、財務モデルをはじめとした数値計画の作成、 Excel・PowerPoint・Wordを使った各種経営情報資料作成など、経理・財務・経営企画を中心とした業務経験をベースに、管理業務全般を統括。