【文化通信社 共催企画メディアセミナー】

「地域の本屋」は必要です

―「那須ブックセンター」を開いた理由

講師:那須ブックセンター 社長/(有)ベレ出版 相談役 内田 眞吾 氏
文化通信社 常務取締役編集長 星野 渉 氏


■日時 平成30年4月11日(水) 午後6時15分〜午後8時15分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 5,000円
■企画 文化通信社/出版研究センター
■共催 文化通信社/出版ビジネススクール
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1024
      TEL(03)3868-2814 / FAX(03)3868-2824


 

【ご参加のおすすめ】

 長年、出版社で営業を手掛け、自らベレ出版を設立した内田眞吾氏は、2017年10月、栃木県那須郡那須町に私財を投じて50坪の書店「那須ブックセンター」をオープンしました。人々と社会にとって「地域の書店」が必要だという強い思いと、出版人として販売拠点を守らなければならないという危機感を持つ内田氏は、同じ思いの仲間とともにこの事業を進めています。その内田氏が書店開設への思い、場所探しから開店まで、そしてオープン後の状況などについて話します。



《主な講演内容》

◎講座の内容は、時間の都合で若干変わる場合があります。
 ・なぜ地域の書店を守らなければならないのか。
 ・自分で書店を開こうと思ったきっかけ―留萌の三省堂書店。
 ・書店経営の試算をしてみた―家賃がタダでも維持できない。
 ・店舗探しから「那須ブックセンター」の開店まで。
 ・見込みと現実―厳しい現実と暖かい応援。
 ・販売拠点を維持するために出版社は本気で行動すべき。

【講師略歴】
内田 眞吾(うちだ しんご) 氏 /那須ブックセンター 社長、(有)ベレ出版 相談役

1944年 生まれ 岡山出身 大阪育ち
1967年 京都大学文学部哲学科
1968年 大学院中退 (株)日本実業出版社入社
1983年 (有)明日香出版社二次創業に参加
1999年 (有)ベレ出版設立 社長、会長を経て現在相談役

2017年9月 「(株)書店と本の文化を拡める会」設立
2017年10月13日 「那須ブックセンター」開店

【講師略歴】
星野 渉(ほしの わたる) 氏 /文化通信社常務取締役編集長

メディア産業の専門紙「文化通信」の記者として長年、出版業界を取材。取次システムや書店など出版流通から、アマゾンをはじめとしたネット書店、電子書籍など出版産業全体の変化を追っている。
NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長。
非常勤講師として東洋大学「雑誌出版論」、早稲田大学「書店文化論」を担当。

著書:『出版産業の変貌を追う』(青弓社)、共著に『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』(日本エディタースクール出版部)、『出版メディア入門』(日本評論社)、『読書と図書館』(青弓社)、『電子書籍と出版』(ポット出版)など。
共著:『本屋がなくなったら、困るじゃないか』(西日本新聞社)