2017年の出版業界は、物流危機の顕在化で始まり、アマゾン問題、大手書店発の取引条件見直しなどの大きなトピックがあった。そして、こうした流通変化に対応するため、出版社のプロモーションへの関心が高まった。市場の動向を見ながら、今年起きた事象を検証し、今後の流れを探る。
【講師略歴】星野 渉(ほしの わたる) 氏/文化通信社常務取締役編集長
メディア産業の専門紙「文化通信」の記者として長年、出版業界を取材。取次システムや書店など出版流通から、アマゾンをはじめとしたネット書店、電子書籍など出版産業全体の変化を追っている。 NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長。 非常勤講師として東洋大学「雑誌出版論」、早稲田大学「書店文化論」を担当。 著書:『出版産業の変貌を追う』(青弓社)、共著に『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』(日本エディタースクール出版部)、『出版メディア入門』(日本評論社)、『読書と図書館』(青弓社)、『電子書籍と出版』(ポット出版)など。 共著:『本屋がなくなったら、困るじゃないか』(西日本新聞社)
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