【文化通信社 共催企画メディアセミナー】

2017年の出版業界を展望する

―前年のトピック解説と総括から―

講師:文化通信社 常務取締役編集長 星野 渉 氏
   専修大学 教授 植村 八潮 氏


■日時 平成29年1月24日(火) 午後6時15分〜午後8時15分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費 6,000円
■企画 文化通信社/出版研究センター
■共催 文化通信社/出版ビジネススクール
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

【ご参加のおすすめ】

 2016年は40年ぶりに販売額で雑誌が書籍を下回った。いよいよここまで来た雑誌ビジネスの行方はどうなるのか。そして雑誌市場の縮小は、出版の流通を危機的な状況に追い込み、相次ぐ取次の破綻によって、これまでの出版流通モデルの見直しが迫られる。そんななかで、大手書店が買い切り・直取引を拡大するなど、新たな方向性も見え始めている。2016年に出版業界で起きた注目すべきトピックを解説しながら、今後の手縢りを探る。



【主な講演内容】

◎講座の内容は、時間の都合で若干変わる場合があります。
第1部 講演:『2017年の出版業界を展望する』 星野渉氏
第2部 ディスカッション:植村八潮氏×星野渉氏

【講師略歴】星野 渉(ほしの わたる) 氏

文化通信社常務取締役編集長
メディア産業の専門紙「文化通信」の記者として長年、出版業界を取材。取次システムや書店など出版流通から、アマゾンをはじめとしたネット書店、電子書籍など出版産業全体の変化を追っている。
NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長、東洋大学非常勤講師

著書:『出版産業の変貌を追う』(青弓社)、共著に『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』(日本エディタースクール出版部)、『出版メディア入門』(日本評論社)、『読書と図書館』(青弓社)、『電子書籍と出版』(ポット出版)など。

【講師略歴】植村 八潮(うえむら やしお) 氏

専修大学文学部教授 博士(コミュニケーション学)
1978年東京電機大学出版局勤務、同局長を経て、2012年より専修大学文学部教授(博士)及び(株)出版デジタル機構代表取締役に就任。2014年鰹o版デジタル機構取締役会長を退任。
専門は出版学で日本の電子書籍の研究・普及・標準化に長らく携わってきた。
日本出版学会会長,納本制度審議会委員 IEC(国際電気標準会議)TC100/TA10(eブック標準化分科会)マネージャー

著書:『電子出版の構図:実体のない書物の行方』(印刷学会出版部,2010年)、
『電子書籍制作・流通の基礎テキスト』(ポット出版、2014年、編著)他