◆書籍の新流通戦略◆

ラクーン「スーパーデリバリー」という新たなプラットフォーム

〜手間・リスクなく書店以外へ販路を拡げる方法〜

講師:株式会社ラクーン 山田 明徳 氏
司会:フリージャーナリスト/コンサルタント 堀 鉄彦 氏


■日時 平成28年6月9日(木) 午後6時15分〜午後8時30分
■会場 文化産業信用組合 会議室
      (千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル3階)
■会費  7,000円
■企画 出版研究センター
■主催 出版ビジネススクール事務局
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

ご参加のおすすめ

ネットを使ったB2Bのマーケットプレイス 「スーパーデリバリー」を運営するラクーンが、出版物の取扱いに乗り出しています。2015年12月に偕成社とほるぷ出版が商品提供を始めたのを皮切りに、16年3月には徳間書店や河出書房新社、白泉社、こぐま社、ロクリン社など9社が加わった。3月末時点で参加出版社11社。出版物の取扱い点数は、早くも3000点を突破しました。
取次サービスで経営破綻が相次ぐ中、出版社にとって新たな販売網確立は喫緊の課題です。
書店以外を対象とするプラットフォームの現状と今後について、紹介していただきます。



《主な講演内容》

(1)ラクーンおよびスーパーデリバリーのサービス概要
(2)書籍取扱いにいたった背景とマーケット分析
(3)スーパーデリバリーの書籍取扱いの仕組み、条件
(4)セレクトショップで書籍を扱ってもらうための戦略
(5)今後の展開
■司会からの質疑(パネル形式で)
■会場からのQ&A

【講師略歴】
山田 明徳(やまだ あきのり) 氏

株式会社ラクーン 大阪支社
帽子メーカーにて問屋、大手GMSなどの営業を担当後、2009年に株式会社ラクーンに入社。
同社が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」にて、服飾雑貨、アクセサリー、食器、電化製品の企業コンサルティングとマーチャンダイズを担当する。本好きが高じて同サイト内で本の取扱いを立案。
2015年12月には本格的に取扱いを開始し、2016年3月には正式に本ジャンルを立ち上げる。

【司会略歴】
堀 鉄彦 (ほり てつひこ) 氏 

フリージャーナリスト/コンサルタント 1986年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。日経パソコン、日経ネットナビなどの雑誌副編集長を経て、2010年4月から2015年3月末まで日経BP社ライツセンター/コーポレート管理室マネージャーとして、メディア業界の動向調査や著作権・版権、出版業界団体関連の業務を担当。
2015年4月に退社し、メディアビジネスのジャーナリスト/コンサルタントとして独立。執筆のほか、メディア企業のアドバイザーとして活動中。
現在、「文化通信」にて「変貌する出版プラットフォーム」を連載中するほか、複数の出版・コンテンツ関連メディアに執筆中。
出版・著作権等管理販売研究会顧問 電子書籍を考える出版社の会フェロー 電子出版制作・流通協議会ビジネスモデル委員会委員 日本出版学会会員  経産省コンテンツ海外展開情報基盤整備委員会委員(平成25年) 経産省出版海賊版有識者委員会委員(平成23年〜27年)
日本雑誌協会デジタル推進委員会法務委員会副委員長、同広告委員会委員(〜27年)出版海賊版対策会議座長(〜平成27年)