【文化通信社 共催企画メディアセミナー】

中小出版社も参入できる版権輸出の可能性と実務
どんな本が海外市場で受け入れられるのか?

講師:文芸エージェント 大原 ケイ氏
司会:文化通信社 常務取締役編集長 星野 渉 氏


■日時 2016年3月2日(水) 午後6時15分〜午後8時30分
■会場 岩波セミナールーム
       (岩波ブックセンター裏 3F;神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 6,000円
■企画 文化通信社/出版研究センター
■共催 文化通信社/出版ビジネススクール
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

ご参加のおすすめ

 国内の出版市場が低迷する中、出版コンテンツの海外展開に関心が集まっている。昨年にはサンマーク出版の近藤麻理恵著 『人生がときめく片づけの魔法』 がアメリカで100万部を突破するというニュースが流れ、 海外での需要が必ずしも大手出版社のコミックや文芸書に限られたものではないことを印象づけた。
 そうした中、アメリカで文芸エージェントとして活動してきた大原ケイさんは、このほど「マガジン航」とともに、主に中小出版社を対象にした版権輸出のコンサルティングサービス「その本の版権、海外でも売りませんか?」を開始した。セミナーでは大原さんを講師に、 どのような出版物が海外で需要があるのか、 版権輸出の実務やノウハウ、アメリカをはじめとした海外市場の状況などを解説する。


【講師略歴】大原 ケイ(おおはら けい) 氏

講談社アメリカやランダムハウス講談社を経て独立し、ニューヨークでLingual Literary Agencyとして日本の著者・著作を海外に広めるべく活動。
文化通信で「“電子書籍大国アメリカ”の書店」を連載したほか、アメリカ出版界の事情や電子書籍の動向を「マガジン航」などで継続的にレポートしている。
著書『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(アスキー新書)、
共著『世界の夢の本屋さん』(エクスナレッジ)、『日本の作家よ、世界に羽ばたけ!』(ボイジャー、小冊子と電子書籍)など。

【講師略歴】星野 渉 (ほしの わたる)  氏

1964年生まれ、國學院大學文学部日本文学科卒。
(株)文化通信社 常務取締役編集長、東洋大学非常勤講師、日本出版学会理事・事務局長。
NPO法人本の学校 副理事長。
著書
『オンライン書店の可能性を探る(Publishing now)書籍流通はどう変わるか』(日本エディタースクール)2001年、『白書出版産業』(文化通信社)2004年、『出版メディア入門』(日本評論社)2006年、『読書と図書館―図書館の最前線 4』(青弓社)2008年、『出版産業の変貌を追う』(青弓社)2014年