デジタル時代の校正の基礎知識

 講師:株式会社 あるふぁ企画 代表取締役
    日印産連・校正記号JIS原案検討委員会委員長 野村 保惠 氏


■日時 2010年9月3日(金) 午後1時30分〜午後5時30分
■会場 岩波セミナールーム
    (岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 10,000円(テキスト付き)
■企画 出版研究センター 林 幸男
■主催 出版ビジネススクール事務局
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

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デジタル化時代の到来です。文字組版は電算植字からほぼ全面的にDTPへと転換しました。編集・校正の現場では、著者の原稿執筆に始まり、編集者も原稿整理にコンピュータを使用しています。どの工程にも必ずコンピュータが介在してきております。
著者執筆の電子データがそのまま組版へと流されます。校正とは、原稿と校正刷りを比べて、誤っている部分に訂正の指示をする引き合わせ校正が中心でした。ところが、原稿はほとんど電子データとなり、原稿と校正刷りは原則的に一致しています。校正者の出番はなくなったようですが、そうは参りません。その原稿の内容までに踏み込む素読み校正ができる校正者が要求されてきます。また、コンピュータ間のデータ移動途次での化けもあります。字体の混乱もあります。校正者の作業範囲は遥に大きく広がってきました。
加えて、DTP現場の組版ルールに対する無理解がこれに拍車をかけています。行頭に受けのカギがくるような時代です。あまりにも増えすぎたDTPの選択肢の組合せを誤ると収拾がつかなくなります。DTPの現場ではデータを流し込むだけで、“悪いところがあったら言って下さい、いくらでも直します”と嘯いています。組版をしているという意識がないのです。
こうした校正者の当面している問題点を、講師執筆の最新刊 “新しい校正者の基礎知識” をテキストとして、その対処方法を解説していただきます。


【講師略歴】野村 保惠 (のむら やすえ) 氏

昭和21年1月帝国印刷(図書印刷)入社、学校図書に移籍、昭和26年4月丸善株式会社出版部に入社。資材・製作・編集・宣伝を担当、昭和59年7月退社
昭和59年9月株式会社あるふぁ企画(編集校正プロダクション)を設立、代表取締役。現在に至る。
平成14年2月 社団法人日本印刷学会功績賞を受賞。

[現任]
日本エディタースクール講師、校正技能検定委員、製作技能検定委員、財団法人 実務教育研究所 校正実務講座指導委員、日印産連 校正記号改訂委員会(JIS Z 8208 印刷校正記号)委員長、引き続き IS案(国際規格)検討委員会委員長
[著書]
本づくり第4版(日本書籍出版協会)、編集校正小辞典、新版校正ハンドブック(ダヴィッド社)、本づくりの常識・非常識(印刷学会出版部)、編集者の組版ルール基礎知識、新しい校正者の基礎知識(日本エディタースクール出版部)他


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