中小出版社の生き残り戦略

―これからの営業の基本業務―

講師:ノセ事務所代表 能勢 仁 氏


■日時  2010年8月23日(月) 午後6時〜午後8時30分
■会場 岩波セミナールーム
    (岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 6,000円
■企画 出版研究センター 林 幸男
■主催 出版ビジネススクール事務局
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

ご参加のおすすめ

 電子書籍で浮き足?だっていないでしょうか?たしかに出版の革命になる要因でありますが、これまでの出版実績が消え去るものではありません。今、我々は何をなすべきでしょうか。二つあります。その一つは電子本の研究と共存です。その二は紙の書籍、現状出版の再発見です。
 黒船は書店、取次はいらなくなることを指摘しています。さらに出版社の存在も軽視しています。著者、編集者、プラットフォームがあれば本が読めると短絡的に言っています。流通面を考えますと、ネット販売は無店舗、無在庫、無返品で理想郷の様な販売環境を強調しています。それではリアル書店はどうなのでしょうか。著者―出版社・編集者・営業―取次―書店―読者と多くの人手を経なければ、著作物は読者の手に渡りません。しかしリアル書店には本との出会い、人との出会いという、人間の生き方に重大な影響を与える力があります。これこそ、これまで多くの先輩が築いてきた足跡です。出版社営業マンの熱意が書店員を動かし、その結果で、本が読者の手に渡るのです。電子書籍という名の出版革命があるからこそリアル出版を見直さなければなりません。今回の講座は革命の課題に応えるためのものです。


【講師略歴】能勢 仁(のせ まさし) 氏

1958年慶應義塾大学文学部卒業、高校教諭を経て、(株)多田屋 常務取締役、(株)平安堂 取締役FC研修部長、(株)アスキー 取締役出版営業統轄部長、太洋社勤務、1995年ノセ事務所設立、書店クリニック出版コンサルタントとして今日に至る。

主な著書:
  「商人の機微」(中央経済社)、「世界の書店をたずねて」(今井書店)
  「列島書店地図」(遊友出版)等20数点。
連 載:
  「週刊読書人」に “世界の本屋さん”
  「新風誌」に “世界書店探訪”
  「新文化」に “タイムトラベル(出版今昔物語)” 等。


講義内容


●取次への対応
  1. 自社の取引条件はどうなっているのか
  2. 出版社の格差を意識しよう
  3. 取次の変質と実態を知ろう
  4. 取次の出版社評価基準は
  5. 取次との部数交渉
  6. 事前の販売促進
  7. 販売の初速スピードが大事であること
  8. 売れ行き調査
  9. 重版の判断は何できめる?
  10. 広告・宣伝・パブリシティについて
  11. 他社共存商品、コラボ商品の紹介
●書店への対応
  1. 自社マーケットを知ろう
  2. J1、J2書店マーケットを参考にしよう
  3. チェーン書店の特徴を知ろう
  4. チェーン書店との付き合い方
  5. よい書店、悪い書店のちがい
  6. 取次の書店評価基準は
  7. 書店営業に編集の力を借りる
  8. 書店からの依頼事項への対応
  9. 広告・宣伝・パブリシティの活用
  10. 既刊本の販売促進
  11. 図書館の活用
●結論 血の通わない営業は自社をダメにする


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