中小出版社の生き残り戦略

―これからの営業の基本業務―

講師:ノセ事務所代表 能勢 仁 氏


■日時 2010年4月21日(水) 午後6時〜午後8時30分
■会場 岩波セミナールーム
    (岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 6,000円
■企画 出版研究センター 林 幸男
■主催 出版ビジネススクール事務局
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

ご参加のおすすめ

 文教堂が少しづつ元気になってきた様です。しかし文教堂の株はジュンク堂によって買われています。そのジュンク堂は大日本印刷に資金援助を受けています。一昨年以来業界は大きく変化しています。業界の実績が芳しくないことはご存知の通りです。その原因は何でしょうか。ネット販売の急伸、モバイルによる配信など外部要因は多くあります。しかし業界内の不信、争いが多すぎないでしょうか。パイを拡げる競争ではなく、内部抗争としか思えません。
競合は市場経済の必然ですが、目に余る競合、足の引っ張り合いから脱皮しなければ、今の業界発展はありません。仲のよい社会、共存社会は考えられないものでしょうか。
 さて、出版社はこの抗争に巻き込まれることなく、独自の道を歩まなければなりません。出版業界の特徴は出版社各社の専門性、独自性にあります。今こそ自社の存在感を意識し、主張し、育成しなければなりません。 このためには自社の営業、編集、制作、経理についての分析、研究する必要があります。今回の出版ビジネススクールのセミナーにおいて、営業に特化した学習をしていただき、営業と編集の両論経営の必要性を知って頂ければ幸いです。


【講師略歴】能勢 仁(のせ まさし) 氏

1958年慶應義塾大学文学部卒業、高校教諭を経て、(株)多田屋 常務取締役、(株)平安堂 取締役FC研修部長、(株)アスキー 取締役出版営業統轄部長、太洋社勤務、1995年ノセ事務所設立、書店クリニック出版コンサルタントとして今日に至る。

主な著書:
  「商人の機微」(中央経済社)、「世界の書店をたずねて」(今井書店)
  「列島書店地図」(遊友出版)等20数点。
連 載:
  「週刊読書人」に “世界の本屋さん”
  「新風誌」に “世界書店探訪”
  「新文化」に “タイムトラベル(出版今昔物語)” 等。


講義内容


●取次への対応
  1. 取次の変質と実態を知ろう
  2. 自社の取引条件はどうなっているのか
  3. 出版社の格差を意識しよう
  4. 取次の出版社評価基準
  5. 広告・宣伝・パブリシティの意味
  6. 取次広報誌の活用
  7. 取次との部数交渉
  8. 新刊が発売されたら
  9. 販売初速スピードの大事さ
  10. 売れ行き調査をする
  11. 情報発信を忘れない
  12. 他社共存商品、コラボ商品の話題
●書店への対応
  1. 自社マーケットを知ろう
  2. J1、J2書店マーケットを参考にしよう
  3. チェーン店の性格を知ろう
  4. チェーン店との付き合い方
  5. よい書店、悪い書店のちがい
  6. 取次の書店評価基準
  7. 書店の受注断り常套句
  8. 書店営業に編集の力を借りる
  9. 書店からの依頼事項への対応
  10. 広告・宣伝・パブリシティの活用
  11. 既刊本の販売促進
  12. 図書館もネットも書店と同じ意識で対応
●結論 血の通わない営業はしない


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