最新刊! アメリカ出版研究シリーズ5

欧米のブックビジネス

竹内和芳 著


欧米のブックビジネス 表紙
《品切れ》

アメリカ出版研究会 発行
出版研究センター 発売
A5版/164頁
定価:本体1,400円(税別)
2002年12月発行
ISBN4-915085-12-0

21世紀の出版の世界は、どう切り開かれていくのか。ここに収録した原稿は、20世紀の最後の5、6年間、折に触れ、書いたものである。この時期の流れを振り返ることは、今後の展開を見るときに大きな示唆を与えてくれだろう。〈まえがきより〉


◇内容目次◇

●第1章 米国編
米国書店事情
チェーン書店と独立系書店
書籍返品倍増に苦しんだ1996年
全米小売書店協会(ABA)の活動
巨大書店チェーンめぐり激論
雑誌流通に地殻変動の波
数字で見る四大書店チェーン
本のビジネスの転換点 成長刺激へ「効率」に着日
創刊125周年を迎えた『パブリッシャーズ・ウィークリー』誌
書店様変わりの半世紀
書店の新しい傾向と返品問題への対処
出版界を席巻する市場論理
オンライン書店の株価
大手出版社の身売り話
ランダムハウスの買収
四大書店チェーン、売上は2ケタ増
次々と立ち上がるオンライン書店
売上を伸ばすブッククラブ
その他・全46編

●第2章 ヨーロッパ編
EU時代を迎えたヨーロッパの出版業界
パリのブックフェア「サロン・デュ・リーブル」訪問記
再販制崩壊後のロンドンの書店
欧州連合時代を迎えたヨーロッパの書籍流通
その他・全5編

第3章 再販制度編
検証・再販問題各国の出版事業を見る
ドイツ、オーストリア書籍再販制の行方
再販制への動きが強まるEU諸国

終章
書籍再販制、そして新しい時代の出版